協賛企業

開催日時:

5月5日(土)

会場:

グリー 株式会社

タイムスケジュール:

14:20~ 受付開始
14:50~ 開会
15:00~ 協賛企業挨拶
15:10~ 弊団体挨拶
15:20~ 吉田正樹様 ご講演
16:50~ 休憩
17:00~ 審査講評・表彰 ※最優秀賞には10万円、グリー特別賞5万円の賞金が贈呈されます   
18:00  閉会

エンターテイメントとは何か

~企画の原点に立ち返る~

学生団体applimではこれまで「ソーシャルアプリ」や「スマートフォン」と、技術的にも時代的にも先進的なテーマを取り扱ったイベントを開催してまいりました。

しかし、そもそもこれらの技術とは人と人とが出会い円滑にコミュニケーションを行わせるための道具でしかありません。

生活者そして社会に新しい価値を与えるのは新しい技術ではなくむしろ新しい企画、エンターテイメントの部分なのではないでしょうか。

そしてメディアの歴史という意味では、新しいIT領域よりを昔からあるマスメディア領域にこそ、再活用させるべき巨大な文化的資本が眠っているのではないでしょうか。

このような背景を踏まえ、今回の学ぶapplimではマスメディアとITの活用、新しいエンターテイメントについて学び、実践するためのイベントを企画致しました!

講師紹介

1959年8月13日生まれ。
兵庫県姫路市出身。兵庫県立姫路西高等学校、東京大学法学部卒業。
1983年フジテレビ入社。以来、主にバラエティ番組のディレクションとプロデュースを担当。携わった主な番組は、『夢で逢えたら』『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』『笑う犬の生活-YARANEVA!』『トリビアの泉』『爆笑レッドカーペット』『爆笑レッドシアター』など。また、2006年には「放送と通信の連携プロジェクト」において『アイドリング!!!』などを手がける。2009年1月1日にフジテレビ退職。個人事務所、株式会社吉田正樹事務所を設立、および株式会社ワタナベエンターテインメント会長に就任。
近年、企画・プロデュースしているものとして、インターネット番組『ネスレアミューズ 「いつもココロに太陽を」』、twitterと連動した放送番組『TOKYO MX 「さすらう犬の種まき」』、映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六–太平洋戦争70年目の真実-』『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』などがある。
現在は、Klab株式会社顧問、株式会社ギガ・メディア社外取締役、SBIホールディングス株式会社非常勤取締役、株式会社ディー・エル・イー顧問、NPO放送批評懇談会選奨委員を務め、各種メディアに関するコンサルティング活動を行う。

講演・講師実績: ad:tech tokyo / 東京企画構想学舎 / 日本大学芸術学部 / (株)日テレアックスオン / (株)共同テレビジョン / (株)ディ・コンプレックス など多数

事前課題について

ニューメディアとマスメディアを融合させた、
新しいデジタルコンテンツを考えてみてください。


課題1:既存のスマホアプリ / WEBサービスを活用したメディアコンテンツの立案

※メディアコンテンツとは:テレビCMシリーズや5分~60分のテレビ番組など
※参考事例:バナナマンの神アプリ(番組コンセプト:本当に面白くて本当に役立つアプリをまとめて紹介)

課題2:既存のテレビ資本を再活用したスマホアプリ / WEBサービスの立案

※テレビ資本とは:既存のテレビ放送によって認知されている企画構成、キャラクターなど
※参考事例:ブラタモリのアプリ(旅情報番組企画を、位置情報系アプリとして再開発)

課題3:ネットとマスメディア双方を活用した新しいエンターテイメントおよびマーケティングの立案

※参考事例:着信御礼!ケータイ大喜利

前回の学ぶapplim vol.7

新しいとは何か、アイディアとは何か

前回の学ぶapplim vol.7では、「普遍的なアイディアをどう新しくするか」というテーマについて株式会社 博報堂の須田 和博 様にご講演頂きました。「アイディアとは何か」、「新しくするとはどういうことなのか」などについては、今回の課題を考える際にも非常に重要な要素になると思われます。以下、氏によるご内容と、それから導かれるapplimが考える「アイデア」についてかいつまんでご紹介致します。

シンボルメッセージとしての広告

一般的な表現活動というものは、何らかのメッセージをシンボライズ(記号化)して伝達するプロセスを踏んでいます。広告表現も例外ではありませんでした。特に1980年〜90年代のテレビCMではそれが顕著です。

例1:「お腹がすいている」というメッセージを「マンモスを追いかける原始人」というシンボルに込めた。
例2:「飲酒運転は友人関係すら壊しかねない」というメッセージを、「飲酒運転=車の衝突」「友人関係=グラスの乾杯」という二つの記号化によって表現した。

しかしいかに巧みにシンボライズしたメッセージであっても完全に本来のメッセージそのものを伝達することはできません。先ほどの例1で言えば、「空腹感」という感覚的な次元のものを完全に表現するための言葉や映像は存在しないのです。

人のネットワーク化の時代

記号化を挟ませる必要があるこれまでの表現よりも、もっと人間にとって感覚で直接的な(エンターティメントな)表現のほうが効果が高い。けれどもそのような手法は決まってメディア技術(テレビや新聞)と相性が悪いことからビジネスでの活用があまり見られませんでした。

このような閉塞状態を、近年のデジタルネットワーク化が打開しつつあるのではないでしょうか。今は誰もが自分の感動や感心を、人に伝えることが出来る。このような環境がより人間に感覚的に訴えるタイプの表現活動を後押ししており、その影響は広告クリエイティブの領域でも顕著なのではないでしょうか。

ユーティリティの時代

ユーティリティと言うと、「便利性」「道具」のような印象を受けます、ホテル等の常備品のことである「アメニティ」と似ている様な。しかしここでも重要なのはシンボライズされていない、直接感覚的な表現です。「使う」という動作は、その感覚を体験するためのプロセスでしかありません。もの、商品、サービスが担うべき機能性の中に、どれだけ感覚を呼び起こさせる効果を持たせるのか。それがこれからの「新しいアイデア」だと思います。

年賀状というサービスのもつ機能性を最大限に活かしネットワーク性の良さを加えたmixi年賀状。

「宇宙に行ってみたい」という根源的な欲求を、スマートフォンを成層圏まで打ち上げてustream中継するという手法で実現させたSPACEBALLOONプロジェクト。

いずれも随所で近年の科学/デジタル技術が支えてはいるものの、根幹を成しているのは人間の生活に昔からあったモノやコト、気持ちや欲望なのかもしれません。

ゆえに、アイデアはとはとても私たちの身近にあるもの。それを新しくするためには、技術だけではなく、それを人間がどう扱うのかまで考える必要があります。

お問い合わせ


facebook:学生団体 applim
twitter:@applim2012
mail:applim2012@gmail.com

※4月14日〜4月末の間、今回の課題の参考になりそうな記事をブログにて随時更新して参りますのでぜひご覧下さい。
applim 公式Blog